ICOCAは札幌でも使える？Kitacaエリアで利用可能

ICOCA（イコカ）は、西日本旅客鉄道（JR西日本）が発行する交通系ICカードです。

北海道の札幌でも、電車やバスなど、Kitacaエリアで使うことができます。ただし、Kitacaエリア外に行く場合は、使えないので注意してください。

このページでは、札幌でICOCAが使える交通機関を紹介します。

ICOCAは札幌でも使える

ICOCAは、交通系ICカード全国相互利用サービスのカードです。

日本の電子マネー機能付き乗車カードの一つで、交通系ICカード全国相互利用サービスの対象エリアで使えます。

そのため、関西のICOCAエリアだけでなく、Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、PiTaPa、はやかけん、nimoca、SUGOCAの各エリアでも使えます。

札幌では、北海道旅客鉄道のKitaca（キタカ）やSAPICA（サピカ）が中心です。ICOCAを持っている人は、KitacaやSAPICAを無理に発行する必要はありません。ICOCAで、札幌の電車やバスに乗れます（Kitacaエリアのみ）。私も札幌へ行った際は、ICOCAを利用しています。

以下は、ICOCAが使える札幌の主な交通機関です。

▽ICOCAが使える札幌の鉄道・地下鉄・私鉄
・JR北海道（札幌近郊）
・札幌市営地下鉄（南北線、東西線、東豊線）
・札幌市電（路面電車）

カード型のICOCAだけでなく、スマホで利用できるモバイルICOCAも札幌で使えます。

ただし、ICOCAが使えるのは、Kitacaエリアのみです。Kitacaエリアは、札幌駅や新千歳空港駅、苫小牧駅、小樽駅、旭川駅、函館エリア付近のみです。

例えば、札幌⇔稚内のように、Kitacaエリアを離れると使えません。対象エリアは、JR北海道公式サイトのKitacaエリアをご覧ください。

もし、Kitacaエリア外まで乗車したい場合は、ICOCAを使わずにきっぷを購入しましょう。万が一、Kitacaエリアを離れてしまった場合は、下車駅で駅係員、列車の運転士に伝えましょう。現金での精算となります。

詳しくは、JR北海道公式サイトをご覧ください。

使い方は、ICOCAエリアと同じように、改札にタッチして入場し、降りるときも改札にタッチします。

また、ICOCAでも、Kitacaと同じIC運賃で、交通機関を利用できます（交通系ICカードは、割引ではなくIC運賃という概念です）。

ICOCAへのチャージも札幌でできる

ICOCAの残高が足りなくなった場合は、札幌の各駅にある交通系ICカード対応の券売機で、ICOCAへの現金チャージも可能です。

改札内で運賃が不足した場合でも、のりこし精算機で、ICOCAへ現金チャージできます。

もしも、現金をあまり持ち歩いていないなら、モバイルICOCAがおすすめです。スマホのアプリ内で、クレジットカードでチャージできます。

なお、チャージ上限は、最大20,000円までです。

ICOCAが札幌で使えない場合もある

ICOCAが札幌で使えるのは、Kitacaエリアのみです。

例えば、Kitacaエリアの札幌駅⇔新千歳空港駅は使えますが、Kitacaエリア外の札幌駅⇔稚内駅は使えません。札幌から遠く離れた駅で下車する場合は、事前にKitacaエリアを確認してください。

なお、2026年度中を目途に、SMART ICOCAへのクイックチャージ（クレジットカードによるチャージ）は、サービスを終了する予定です。SMART ICOCAを利用しているなら、モバイルICOCAへの移行を検討しましょう。

まとめ

ICOCAは、Kitacaエリアであれば、札幌でも使えます。

札幌の近郊であれば、JRや地下鉄、路面電車でも使えるので、別途、KitacaやSAPICAを発行する必要はありません。