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新幹線「のぞみ」と「ひかり」の違い|停車駅・料金・所要時間まとめ

新幹線 のぞみとひかりの違い

「のぞみ」と「ひかり」は、東海道新幹線・山陽新幹線で運行している停車駅、所要時間、料金、車両編成に違いがあります。

「のぞみ」は停車駅が少なく、東京~新大阪を最速で結びます。「ひかり」は停車駅が多いですが、指定席料金が「のぞみ」より安いです。急いでいる場合は「のぞみ」、料金を安くしたい場合は「ひかり」がおすすめです。

このページでは、新幹線「のぞみ」と「ひかり」の違いをまとめて解説します。

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新幹線「のぞみ」と「ひかり」の違い

新幹線「のぞみ」と「ひかり」の違いをまとめました。

項目 のぞみ ひかり
所要時間(東京~新大阪) 速い(約2時間半前後) やや遅い(約3時間前後)
停車駅 主要駅中心(東京・品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪) 主要駅+中間駅(静岡・浜松・岐阜羽島・米原など)
料金 やや高い(同区間で数百円高い傾向) やや安い
車両編成 自由席が少ない 自由席が多い
おすすめ利用シーン 都市間の速達移動・出張 観光・学生旅行・途中駅利用

新幹線「のぞみ」は、東京、名古屋、京都、新大阪など、主要駅を中心に停車します。そのため、所要時間が短いです。

新幹線「ひかり」は、静岡、浜松、岐阜羽島といった地方の中間駅にも停車します。途中駅を利用する場合は「ひかり」がおすすめです。

ただし「のぞみ」の指定席は「ひかり」よりも料金が数百円高くなります。例えば、東京~新大阪でも、急いでいない場合は「ひかり」の方が安いです。

停車駅の違い

東海道新幹線の停車駅

東海道新幹線の停車駅を一覧で紹介します。

駅名 都道府県 のぞみ ひかり こだま
東京 東京都
品川 東京都
新横浜 神奈川県
小田原 神奈川県 ×
熱海 静岡県 ×
三島 静岡県 ×
新富士 静岡県 × ×
静岡 静岡県 ×
掛川 静岡県 × ×
浜松 静岡県 ×
豊橋 愛知県 ×
三河安城 愛知県 × ×
名古屋 愛知県
岐阜羽島 岐阜県 ×
米原 滋賀県 ×
京都 京都府
新大阪 大阪府

●:全列車停車
△:一部列車が停車
×:通過

東海道新幹線では「のぞみ」「ひかり」「こだま」が運行しています。

のぞみは、東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪の主要駅に停車します。一部、山陽新幹線の博多まで、直通で運行する列車もあります。

ひかりは、主要駅に加えて、一部の列車が小田原、熱海、三島、静岡、浜松、豊橋、岐阜羽島、米原にも停車します。

こだまは、全駅に停車します。新幹線の各駅停車といえます。

主要駅を早く移動したい場合は「のぞみ」、静岡や浜松などの中間駅を利用したい場合は「ひかり」がおすすめです。

所要時間の違い

東海道新幹線

東海道新幹線の各区間の所要時間をまとめました。

主な区間 のぞみの所要時間 ひかりの所要時間 こだまの所要時間
東京 → 名古屋 約1時間40分 約1時間58分 約2時間40分
東京 → 京都 約2時間15分 約2時間34分 約3時間37分
東京 → 新大阪 約2時間30分 約2時間54分 約3時間54分

所要時間は目安です。列車によって、多少、前後します。特に、ひかりは、列車によって停車駅が異なるため、所要時間に幅があります。

東京 → 新大阪では、のぞみ最速で約2時間21分も可能です。

東京 → 新大阪の所要時間を比較すると、のぞみ最速で約2時間21分、ひかりが約2時間54分、こだま約3時間54分です。

「のぞみ」と「ひかり」では、約30分ほど、所要時間に違いがあります。急いでいる場合は「のぞみ」がおすすめです。

車両編成の違い

新幹線の普通車の座席

「のぞみ」と「ひかり」では、車両編成が異なります。

▽のぞみ16両編成(N700S、N700A、N700系)
自由席:1号車、2号車
指定席:3号車、4号車、5号車、6号車、7号車、11号車、12号車,13号車、14号車、15号車、16号車
グリーン席:8号車、9号車、10号車
▽ひかり16両編成(N700S、N700A、N700系)
自由席:1号車、2号車、3号車、4号車、5号車
指定席:6号車、7号車、11号車、12号車,13号車、14号車、15号車、16号車
グリーン席:8号車、9号車、10号車

のぞみは、ひかりに比べて、自由席が少ないです。ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの繁忙期は、のぞみが全席指定席になる期間もあります。

自由席で新幹線料金を安くしたい場合や指定席が混雑している時期は、ひかりを利用するのがおすすめです。

なお、以前は、のぞみの3号車も自由席でしたが、2025年3月15日から、指定席に変更となりました。

サービスの違い

のぞみの男女用のトイレ

「のぞみ」「ひかり」のサービスの違いは、ほとんどありません。

▽車内販売
のぞみ:東京~新大阪のグリーン車であり
ひかり:東京~新大阪のグリーン車であり
▽WiFi
のぞみ:あり
ひかり:あり
▽コンセント
のぞみ:あり
ひかり:あり
※車両、座席により異なります
▽トイレ・洗面台・多目的トイレ・多目的室
のぞみ:あり
ひかり:あり

車内販売は「のぞみ」「ひかり」共に、東京~新大阪のグリーン車で提供されています。

新幹線 N700Aのコンセント

コンセントは、車両のタイプや自由席、指定席、グリーン車で異なりますが「のぞみ」も「ひかり」も、コンセントに対応した座席があります。

WiFiやトイレ、多目的室といったサービスも「のぞみ」「ひかり」共に、利用できます。

料金の違い

以下は「のぞみ」の主な区間の料金比較です(通常期・片道・大人1名分)。

区間 普通車自由席 普通車指定席 グリーン車
東京〜新大阪 13,870円 14,720円 19,590円
東京〜名古屋 10,560円 11,300円 14,960円
東京〜京都 13,320円 14,170円 19,040円
東京〜博多 22,220円 23,810円 31,070円

以下は「ひかり」の主な区間の料金比較です(通常期・片道・大人1名分)。

区間 普通車自由席 普通車指定席 グリーン車
東京〜新大阪 13,870円 14,400円 19,270円
東京〜名古屋 10,560円 11,090円 14,750円
東京〜京都 13,320円 13,850円 18,720円
東京〜岡山 5,940円 6,470円 8,740円

※料金は変更になることもあります。最新料金はJRおでかけネットをご覧ください。

「のぞみ」の指定席とグリーン席は、「ひかり」よりも数百円高くなります。

少しでも安く乗りたい場合は、自由席が多く、指定席料金も安い「ひかり」がおすすめです。

新幹線を安く予約する方法は、以下ページをご覧ください。

新幹線のチケットを安く買う方法を徹底解説!お得な予約方法はある?
新幹線のチケットを安く買う方法を紹介します。片道利用や往復利用、ホテルへの宿泊など、用途に応じて選んでみてください。

のぞみ・ひかりの予約は新幹線ホテルパックが安い

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▽メリット
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・WESTERポイントが貯まる、使える
・JR・新幹線の列車変更が可能
・往路着駅と復路発駅が異なる場合もOK ※一部区間を除く
・往復それぞれ途中下車が1回可能 ※新幹線と在来線特急の乗継駅が対象
▽デメリット
・宿泊の予約が必要
・当日は購入できない

宿泊とセットで購入するなら、断然お得です。ホテルにより異なりますが、別々に予約するよりも、1万円以上安くなることがあります。家族旅行にもおすすめです。

宿泊とセットで、のぞみやひかりを安く利用したいときにおすすめです。

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