
ICOCA(イコカ)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)が発行する交通系ICカードです。
沖縄でも、ゆいレールや一部のバスで使うことができます。
このページでは、沖縄でICOCAが使える交通機関を紹介します。
ICOCAは沖縄でも使える

ICOCAは、交通系ICカード全国相互利用サービスのカードです。
日本の電子マネー機能付き乗車カードの一つで、交通系ICカード全国相互利用サービスの対象エリアで使えます。
そのため、関西のICOCAエリアだけでなく、Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、PiTaPa、はやかけん、nimoca、SUGOCAの各エリアでも使えます。
沖縄では、OKICA(オキカ)が中心です。
以下は、ICOCAが使える沖縄の主な交通機関です。ICOCAを持っている人は、OKICAやSuicaを無理に発行する必要はありません。ICOCAで、沖縄のゆいレールやバスに乗れます。
以下は、ICOCAが使える沖縄の主な交通機関です。
・ゆいレール(沖縄都市モノレール)
・やんばる急行バス
・沖縄エアポートシャトル
など
※高速バスや一部のバスでは使えない場合あり
※那覇バス、沖縄バス、琉球バス交通は不可(2025年10月現在)
交通系ICカードで支払い可能な飲食店やコンビニ、ショップで使える
カード型のICOCAだけでなく、スマホで利用できるモバイルICOCAもゆいレールで使えます。
使い方は、ICOCAエリアと同じように、改札にタッチして入場し、降りるときも改札にタッチします。
また、ICOCAでも、Suicaと同じIC運賃で、交通機関を利用できます(交通系ICカードは、割引ではなくIC運賃という概念です)。
ICOCAへのチャージも沖縄できる
ICOCAの残高が足りなくなった場合は、沖縄のゆいレール各駅にある交通系ICカード対応の券売機で、ICOCAへの現金チャージも可能です。
改札内で運賃が不足した場合でも、のりこし精算機で、ICOCAへ現金チャージできます。
もしも、現金をあまり持ち歩いていないなら、モバイルICOCAがおすすめです。スマホのアプリ内で、クレジットカードでチャージできます。
なお、チャージ上限は、最大20,000円までです。
ただし、一部、ICOCAへのチャージできない券売機もあるので、IC対応機を確認してください。
ICOCAが沖縄で使えない場合もある
ICOCAは、沖縄のゆいレールと一部のバスのみ使えます。
ただし、ICOCAが沖縄で使えない場合もあります。
・一部の路線バス
・ICOCAの返却・払い戻しはできない(JR西日本のICOCAエリア内の駅のみ)
・Suicaグリーン券は購入できない(磁気券を別途購入する必要あり)
路線バスは、OKICAにのみ対応している場合があります。路線バスを利用する方は、OKICAや現金を準備しておいた方がいいです。
なお、2026年度中を目途に、SMART ICOCAへのクイックチャージ(クレジットカードによるチャージ)は、サービスを終了する予定です。SMART ICOCAを利用しているなら、モバイルICOCAへの移行を検討しましょう。
まとめ
ICOCAは、交通系ICカード全国相互利用エリアであれば、沖縄でも使えます。
沖縄のゆいレールでも使えるので、路線バスに乗らないなら、別途、OKICAやSuicaなどの交通系ICカードを発行する必要はありません。



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