ICOCA(イコカ)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)が発行する交通系ICカードです。
東京でも、電車やバスなど、交通系ICカード全国相互利用エリアで使うことができます。
このページでは、東京でICOCAが使える交通機関を紹介します。
ICOCAは東京でも使える
ICOCAは、交通系ICカード全国相互利用サービスのカードです。
日本の電子マネー機能付き乗車カードの一つで、交通系ICカード全国相互利用サービスの対象エリアで使えます。
そのため、関西のICOCAエリアだけでなく、Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、PiTaPa、はやかけん、nimoca、SUGOCAの各エリアでも使えます。
東京では、東日本旅客鉄道のSuica(スイカ)やPASMO(パスモ)が中心です。ICOCAを持っている人は、SuicaやPASMOを無理に発行する必要はありません。ICOCAで、東京の電車やバスに乗れます。私も東京へ行った際は、ICOCAを利用しています。
以下は、ICOCAが使える東京の主な交通機関です。
・JR東日本(山手線、中央線、総武線、京浜東北線、埼京線、横須賀線、東海道線、湘南新宿ライン、常磐線、武蔵野線、青梅線、南武線、八高線など)
・東京メトロ
・都営地下鉄
・小田急電鉄
・京王電鉄
・京急電鉄
・京成電鉄
・西武鉄道
・東急電鉄
・東武鉄道
・つくばエクスプレス
・東京モノレール
・ゆりかもめ
・りんかい線(東京臨海高速鉄道)
・東海道新幹線
・東北新幹線
・山形新幹線
・秋田新幹線
・上越新幹線
・北陸新幹線
※スマートEXやえきねっと(新幹線eチケット)、e5489などで事前にICOCAでの予約・登録が必要です
・都営バス
・小田急バス
・京王バス
・京浜急行バス
・京成バス
・西武バス
・東急バス
・東武バス
※高速バスや一部の特急バスでは使えない場合あり
交通系ICカードで支払い可能な飲食店やコンビニ、ショップで使える
カード型のICOCAだけでなく、スマホで利用できるモバイルICOCAも東京で使えます。
例えば、東京駅から横浜駅、東京から舞浜駅など、東京から他県へ行く場合でも、ICOCAが使えます。
使い方は、ICOCAエリアと同じように、改札にタッチして入場し、降りるときも改札にタッチします。
また、ICOCAでも、Suicaと同じIC運賃で、交通機関を利用できます(交通系ICカードは、割引ではなくIC運賃という概念です)。
ICOCAへのチャージも東京でできる
ICOCAの残高が足りなくなった場合は、東京の各駅にある交通系ICカード対応の券売機で、ICOCAへの現金チャージも可能です。
改札内で運賃が不足した場合でも、のりこし精算機で、ICOCAへ現金チャージできます。
もしも、現金をあまり持ち歩いていないなら、モバイルICOCAがおすすめです。スマホのアプリ内で、クレジットカードでチャージできます。
なお、チャージ上限は、最大20,000円までです。
ICOCAが東京で使えない場合もある
ICOCAが利用可能な交通機関であれば、ほぼすべての東京の駅で使えます(もし東京に、交通系ICカード非対応の無人駅などがある場合は使えません)。
ただし、ICOCAが東京で使えない場合もあります。
・Suicaグリーン券は購入できない(磁気券を別途購入する必要あり)
・ICOCAの返却・払い戻しはできない(JR西日本のICOCAエリア内の駅のみ)
・SMART ICOCAへのクイックチャージ(クレジットカードによるチャージ)
・定期券の発行や更新は不可
なお、2026年度中を目途に、SMART ICOCAへのクイックチャージ(クレジットカードによるチャージ)は、サービスを終了する予定です。SMART ICOCAを利用しているなら、モバイルICOCAへの移行を検討しましょう。
まとめ
ICOCAは、交通系ICカード全国相互利用エリアであれば、東京でも使えます。
東京のJRや地下鉄、私鉄でも使えるので、別途、SuicaやPASMOを発行する必要はありません。
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